蒼 穹

 11. 北極までひとっとび

「あれ、ジョージじゃねえか? 久しぶりー。何年ぶりかな」
「夏休みにいっしょに釣りしたばっかじゃん」

 操縦者はからからと豪快に笑った。

「竜おじさん、ヘリコプター操縦できるの!?  漁師じゃなかったの!?」
「まーどっちかってーと、こっちが本職だったりして。ちゃんとシートベルト締めとけよ」

 空港はあっという間に眼下に遠ざかり、ヘリは夜空へと上昇した。

「さあ行くぜぇしっかりつかまってろよぉ北極までひとっとびだぁ」




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